・「年収」 = 月々の額面の給料の、年間合計額 (+ ボーナス)
・「手取り」 = 年収から税金や社会保険料を引いた額
・「所得」 = 「年収」 ー 「必要経費」
*ちなみに 課税所得 = 「所得」 ー 「所得控除」
ややこしいですね。
会社員とフリーランス(事業主)の大きな違いに、経費を計上することによる、節税効果があります。
もちろん一長一短ではありますが、脱サラしてフリーランス(事業主)になった皆様、
または脱サラを目指す方々において学ぶべき最低限の知識になるかと思います。
年収から、最終的に「課税所得」を減らすことが、節税になる
仮に支払う住民税を計算してみましょう。
支払う住民税は前年の課税所得の10%になります。
会社員は基礎控除や給与所得控除は使えるものの、経費を使って取得を減らすことは出来ません。
住民税は課税所得に応じて、支払う金額が変わります。
( ①「課税所得」とは「所得」から「所得控除」を差し引いた金額
②「所得」とは「年収」から「必要経費」を差し引いた金額
①と②を合わせると、「課税所得」とは「年収」から「所得控除」と「必要経費」を差し引いた金額
すなわち 「課税所得」=「年収」ー「所得控除」ー「必要経費」 になります )
先ほどの上の例で、例えば年収が500万円、各種控除が100万円、経費が100万円とすると
課税所得は(500ー100ー100で)300万円となります。
この300万円に住民税の課税額である10%をかけると【30万円】になります。
この金額が年間に支払う住民税になります。
控除も経費も使用しないと、500万円×10%=【50万円】となるので、
年間で【20万円】違ってきます。
この【20万円】分が節税となります。
だからフリーランスは税金の勉強をしないといけないのですね。
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